有酸素運動による減量はリバウンドに注意!

2024年09月13日

 こんにちは、パーソナルジムSORAの森です。今回は、「有酸素運動による減量はリバウンドに注意!」についてのお話しです。

 

 筋肉や脂肪組織が熱を出すのに関わっているのが、UCP(ミトコンドリア脱共役タンパク質)というタンパク質です。

 

 少し専門的になるのですが、UCPは細胞内のミトコンドリアの中に存在して、①脂肪や糖を分解してエネルギーを得る反応系と②ATP(アデノシン3リン酸)を合成するシステム、とのつながりをカットするという働きをします。

 

 つまり、脂肪と糖が分解されることで得られエネルギーは、筋肉を動かすために使われるのではなく、熱となって逃げていきます。これによって運動をしなくても体から熱が発生するという現象がおこります。

 

 ですから、UCPは体温を上げ体の冷えを防ぐ。エネルギー代謝のバランスを整える。糖尿病を防ぐ。などに働いてくれます。

 

 ただし、UCPは、ランニング、エアロバイク、エアロビクス、ボクササイズなどの有酸素運動をたくさん行うと、UCPが減ってしまう特徴があります。そのためハードに有酸素運動で減量をしたひとは、その後、運動を止めると太りやすい体になってしまう可能性があります。

 

 また、ハードな有酸素運動は体内で活性酸素を多く作り出すので、体の細胞が錆びてしまい、老化を進めてしまうとも言われています。今の減量の主流は、やはり、ウエイトトレーニングで筋肉量を増やす事で基礎代謝を上げることと、食事のコントロールが大切だと思います。

 

 大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにあるパーソナルジムSORAでは、「ボディビル優勝経験のある院長による理論と実践をを兼ね備えたトレーニング指導。」「解剖学、生理学、運動学などの体のメカニズムを熟知した国家資格者によるトレーニング指導。」「トレーニングと治療の融合。」などを特徴としております。

 

 加齢や運動不足による筋力低下で日常生活動作が不安な方。運動不足で筋力低下が激しく姿勢が悪くなってきた方。ダイエットしたい方。かっこいい体を作りたい方。スポーツ愛好家でパフォーマンスを上げたい方やコンディションを整えたい方。などお気軽にご相談ください。

 

 只今、無料カウンセリング受付中(要予約)カウンセリング時間、約30分。

 

森 健浩

パーソナルジムSORA パーソナルトレーナー

そら鍼灸整骨院 院長

柔道整復師 鍼灸師

1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝