疲れがとれないのは「副腎疲労」かも 

2023年06月01日

 こんにちは、パーソナルジムSORAの森です。今回は、「疲れがとれないのは副腎疲労かも」についてのお話しです。

 

 以前は、仕事がハードでも、一晩ぐっすり寝れば、すぐに体力が回復してリフレッシュできたのに。最近は、疲れが残りやすくなって、頑張りがきかなくなった。このような事を感じ始めたアラフォー、アラフィフの方は、多いのではないでしょうか。

 

 年だから仕方がない。昔できたことができなくなるのは、加齢の宿命と決めつけてはいけません。

 

 老化は自然現象だから抗うことはできないと多くの人は思っていると思います。しかし、老化には「自然老化」と「病的老化」があると言われています。とくに40歳を過ぎてからガクッとと急激に体力が落ちるのは、「病的老化」かもしれません。

 

 病的老化かどうかの指標のひとつになるのがDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)です。これは、副腎で作られるホルモンで、ストレスに対抗する大切なホルモンです。もうひとつ、ストレスがかったときに分泌されるホルモンがコルチゾールです。これも副腎から分泌されます。

 

 DHEAとコルチゾールは、常にセットで働きます。ストレスを受けると体はその対処の為に、副腎からコルチゾールを分泌させて、血糖値や血圧を上昇させます。外敵から襲われた際に「戦うか逃げるか」という時に必要なエネルギーを確保する為です。

 

 しかし、コルチゾールが分泌されると、体を傷つける活性酸素が大量に発生します。この活性酸素を打ち消すためにDHEAが分泌されます。

 

 仕事でハードワークをした際などにストレスを感じると、コルチゾールとDHEAは、バンバン分泌されます。頑張りが効くレベルなら問題ないのですが、限界を超えると常にコルチゾールとDHEAが分泌されることで副腎が疲れ切ってしまいます。結果、DHEAが枯渇して分泌されなくなり、疲れを感じやすくなり、最後は、コルチゾールも枯渇して体が動かなくなります。このような状態を「副腎疲労症候群」といいます。

 

 加齢によってある程度DHEAが減っていくの仕方がありませんが、急激にDHEAが減ってしまうのは、過剰なストレスによるコルチゾールの過剰分泌が原因です。DHEAは、ストレスという火を消す消化器のようなもです。消化器がない状態でストレスという火がもえ続けたら、大火事になります。ですから、日頃から食事の不摂生や、アルコールの過剰摂取、睡眠不足、運動不足などには気をつけていきたいですね。

 

 大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにあるパーソナルジムSORAでは、「ボディビル優勝経験のある院長による理論と実践をを兼ね備えたトレーニング指導。」「解剖学、生理学、運動学などの体のメカニズムを熟知した国家資格者によるトレーニング指導。」「トレーニングと治療の融合。」などを特徴としております。

 

 加齢や運動不足による筋力低下で日常生活動作が不安な方。運動不足で筋力低下が激しく姿勢が悪くなってきた方。ダイエットしたい方。スポーツ愛好家でパフォーマンスを上げたい方やコンディションを整えたい方。などお気軽にご相談ください。

 

只今、無料カウンセリング受付中(要予約)カウンセリング時間、約30分。

 

森 健浩

パーソナルジムSORA パーソナルトレーナー

そら鍼灸整骨院 院長

柔道整復師 鍼灸師

1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝