現代人の脳は旧石器時代のまま

2024年01月26日

 こんにちは、パーソナルジムSORAの森です。今回は、「現代人の脳は旧石器時代のまま」についてのお話しです。

 

 人は数百万年という長い長い年月をアフリカのサバンナのような環境で適応して進化してきました。そのため私たちの脳は旧石器時代のままであるとよく言われています。

 

 暗闇を本能的に恐れるのは、猛獣などの外敵から身を守るため。男女における嫉妬心が湧くのは、子孫繁栄のため。そして、甘いものや脂っこいものを美味しいと感じる人は、生存率が上がりました。その末裔である私たちの脳には、糖質や脂質を美味しいと感じるプログラムがインストールされています。だから、私たちは、甘いスイーツや、脂たっぷりのお肉やフライドポテトやポテトチップスが大好きなのです。

 

 人間には、飢餓状態を回避するために、「蓄えられるときに、できるだけ蓄える」という意識がインプットされています。かつて狩猟生活をしていた人間は、狩りで得た肉や魚、木の実や果物を食べていました。狩猟というのは、食料の確保が難しく、獲物が取れる日もあれば、取れない日もある。だから、生存するために、獲物が取れた時は、できるだけ多く食べて皮下脂肪にして蓄えておこうとするのです。

 

 しかし、現代では、旧石器時代のように狩猟で走り回ったり、猛獣に追いかけられたり、大陸を移動したりといった、大量にエネルギーを消費する場面がありません。脳は、旧石器時代のままなのに生活環境は、便利で快適で、いつでも食べたいものが食べることができる環境です。このミスマッチの結果が「肥満」に繋がるのです。ダイエットや減量を始めたか方が、我慢できずに食べてしまった自分に「私って本当に意思が弱い。私って本当に駄目。」と思う人が多いと思います。しかし、誰でも脳が、旧石器時代のままなので、そういうもと認識しておく必要があります。それを踏まえて、ダイエット、減量、筋トレを進めていきたいですね。

 

 大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにあるパーソナルジムSORAでは、「ボディビル優勝経験のある院長による理論と実践をを兼ね備えたトレーニング指導。」「解剖学、生理学、運動学などの体のメカニズムを熟知した国家資格者によるトレーニング指導。」「トレーニングと治療の融合。」などを特徴としております。

 

 加齢や運動不足による筋力低下で日常生活動作が不安な方。運動不足で筋力低下が激しく姿勢が悪くなってきた方。ダイエットしたい方。スポーツ愛好家でパフォーマンスを上げたい方やコンディションを整えたい方。などお気軽にご相談ください。

 

 只今、無料カウンセリング受付中(要予約)カウンセリング時間、約30分。

 

森 健浩

パーソナルジムSORA パーソナルトレーナー

そら鍼灸整骨院 院長

柔道整復師 鍼灸師

1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝