負荷をゆっくり下ろすときに筋肉の中で起こっていること

2024年04月20日

 こんにちは、パーソナルジムSORAの森です。今回は、「負荷をゆっくり下ろすときに筋肉の中で起こっていること」についてのお話しです。

 

 例えば、バーベルベンチプレスをする際にバーベルをゆっくり下ろすときに筋肉の中で起こっていることを考えていきましょう。まずバーベルを上げる際は100%の力を使うと持ち上がります。50%の力を使うとバーベルは止まります。50%以下の力でバーベルは下がってきます。

 

 バーベルを下げる際、筋繊維の動員の仕方に変更がなされます。1本1本の筋繊維が力を抜くのではなく、使用する筋繊維の数を減らすことによって発揮される力がコントロールされています。つまり、下ろしたいスピードに合わせて筋繊維を間引くという作業がおこなわれます。

 

 負荷を下ろすときに30%しか筋繊維を使っていない場合、筋肉全体にとってはたいした労力ではないかもしれませんが、実際に仕事をしている30%の筋繊維は、フルで力を発揮しているので、負荷が大きくなります。

 

 例えば、上り坂より下り坂の方が、筋肉痛が起きやすいのもこのメカニズムに起因しています。負荷が軽くなれば、筋肉全体としては楽になっているように感じますが、ブレーキをかけながら必死に頑張っている筋繊維には、最大筋力を超える負荷がかかり、無理やり引き伸ばされています。ですから、筋肉全体で見た場合と筋繊維単位で見た場合とでずいぶん状況が違うという訳です。

 

 大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにあるパーソナルジムSORAでは、「ボディビル優勝経験のある院長による理論と実践をを兼ね備えたトレーニング指導。」「解剖学、生理学、運動学などの体のメカニズムを熟知した国家資格者によるトレーニング指導。」「トレーニングと治療の融合。」などを特徴としております。

 

 加齢や運動不足による筋力低下で日常生活動作が不安な方。運動不足で筋力低下が激しく姿勢が悪くなってきた方。ダイエットしたい方。かっこいい体を作りたい方。スポーツ愛好家でパフォーマンスを上げたい方やコンディションを整えたい方。などお気軽にご相談ください。

 

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森 健浩

パーソナルジムSORA パーソナルトレーナー

そら鍼灸整骨院 院長

柔道整復師 鍼灸師

1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝