2021年08月02日
誰でも年齢を重ねていくと、体の様々の機能が老化していきます。この老化を促進させず、いつまでも若々しくいる為に、筋トレ、食生活、睡眠、のバランスが大切な要素になります。その中でも今回は、食生活の中で気をつけなければいけないAGE(終末糖化産物)についてお話します。
AGEは、体を酸化させて錆びつかせ、老化を促進させる物質です。具体的に言うとステーキの焦げ目、から揚げの衣、ホットケーキの表面、などです。タンパク質と糖質に熱が加わって発生します。もちろん、タンパク質摂取は大切なのですが、焼く、揚げるなどの高温処理した調理の仕方を避け、蒸す、茹でるなど、調理の工夫が必要になります。
お肉を食べるなら、ステーキや唐揚げより蒸し鶏やしゃぶしゃぶなど。魚は、てんぷらやフライよりも刺身や煮物。大豆食品なら厚揚げや油揚げより豆腐や納豆を選択したいですね。また、世の中には、AGEを多く含む料理が溢れていますし、これを全くゼロにするのは無理かもしれません。
そんな時は、抗AGE成分や抗酸化成分を多く含む食品と一緒に摂るとAGEを減らすことができます。酢酸、レモン、キノコ類(ビタミンB群)、緑黄色野菜、鶏肉のカルノシン、ワインのポリフェノールなど。トンカツをポン酢で食べたり、緑黄色野菜、キノコ類と一緒に摂ったり、から揚げにレモンをかけたり、お酒もワインにするなどして、付け合わせを工夫するだけでAGEを減らすことができます。
もし体の疲労感が抜けないなどの症状を自覚しているのであれば、一度、AGEの多い食品を減らしたり、調理の仕方や付け合わせを工夫したりAGEをブロックしてはいかかでしょうか?AGEの摂取頻度を下げることでアンチエイジングにつながると思います。
大阪市中央区松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにある「パーソナルジムSORA」では、ボディビル優勝経験があり、指導歴30年のベテラントレーナーがみなさんの「なりたい自分」の達成の為に全力でサポートさせていただきます。
森 健浩
パーソナルトレーナー
そら鍼灸整骨院 院長
柔道整復師、鍼灸師
1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝