高齢になっても自分の脚で歩きたい ~サルコペニアを避ける為に~

2025年06月28日

 こんにちは、パーソナルジムSORAの森です。今回は、「高齢になっても自分の脚で歩きたい」についてのお話しです。

 

 人生100年時代、高齢化が進む現代において、高齢になっても、最後まで自分の脚で歩くためには、準備が必要です。

 

 若いうちは、元気いっぱいでも、何もしないでいれば、加齢とともに筋肉が減り、筋力が低下してくること(サルコペニア)は避けれません。サルコペニアになってしまうと、やがて転倒して骨折するリスクが高まり、最終的に寝たきりになってしまう可能性があります。しかし、これらは、筋トレを日常的に習慣化することで、筋肉を減らさないように、また、筋肉を増やすようにすることが可能になります。

 

 大切なのは、筋トレを始める時期です。何歳から始めても、現状が何もしていないのだったら、筋トレ効果はあります。しかし、70歳になってから、筋肉、筋力が落ちてきてサルコペニアが始まってしまってからでは、やはり、ハードルが高くなります。筋トレ効果に必要な要素であるホルモンの分泌は、年を重ねるごとに分泌量が落ちてくるので、若ければそれだけ有利です。

 

 できれば、スタート時期が若ければ若いほど筋トレ効果は高いですが、40代、50代のまだまだ元気なうちにスタートした方が、有利だと思います。この年代だと、まだまだ、強い負荷をかけたトレーニングが可能ですから。

 

 最近では、「貯筋」ということがよく言われるようになりました。50代から急激に筋肉が落ちていくのに備えて、若いうちから筋肉を貯めておこうという考えです。高齢になってから自分の脚で歩くためには、まさに、貯筋しかないと思います。

 

 加齢によって落ちやすい筋肉は、下半身の筋肉なので、スクワットやランジなどしっかり行うことが基本です。量、強度、頻度は、個々の体力レベルを考慮して調整が必要です。

 

 30代でも高血圧などの症状のある人は、強度の高いトレーニングは避けるべきでしょうし、50代でも健康上問題がなければ、高強度のトレーニングも大丈夫です。

 

 ただし、一般的に高齢になるほど動脈硬化、高血圧、膝の障害といった問題が浮上してきますので、若い頃よりケガをしやすい体になっているので注意が必要です。

 

 大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにあるパーソナルジムSORAでは、「ボディビル優勝経験のある院長による理論と実践をを兼ね備えたトレーニング指導。」「解剖学、生理学、運動学などの体のメカニズムを熟知した国家資格者によるトレーニング指導。」「トレーニングと治療の融合。」などを特徴としております。

 

 加齢や運動不足による筋力低下で日常生活動作が不安な方。運動不足で筋力低下が激しく姿勢が悪くなってきた方。ダイエットしたい方。かっこいい体を作りたい方。スポーツ愛好家でパフォーマンスを上げたい方やコンディションを整えたい方。などお気軽にご相談ください。

 

 只今、無料カウンセリング受付中(要予約)カウンセリング時間、約30分。

 

森 健浩

パーソナルジムSORA パーソナルトレーナー

そら鍼灸整骨院 院長

柔道整復師 鍼灸師

1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝