加齢臭

2024年03月29日

 こんにちは、パーソナルジムSORAの森です。今回は、「加齢臭」についてのお話しです。

 

 中高年になって気になってくるのが、加齢臭です。自分の使っている枕、パジャマ、スウェットシャツ、などから汗とは違う別の匂いを感じ始めてる方もいるのではないかと思います。また、自分では気がつかなくても、家族から指摘されて気づくこともあるかもしれません。

 

 加齢臭の原因は、皮膚表面から常に発生している「皮膚ガス」です。皮膚ガスは800種類ほどあると言われています。この皮膚ガスの中でも、ノネナールという物質が加齢臭の原因です。このノネナールは、皮膚で分泌される皮脂が酸化することで生成されます。ノネナールは、古い畳や古本のような臭いが特徴です。

 

 ノネナールは、男性で35歳ごろ、女性で40歳ごろから発生が始まり、加齢とともに増加して、50代になると加齢臭として知覚されやすくなります。

 

 加齢臭が発生しやすい部位は、頭、首筋、わきの下、胸、背中などです。

 

 加齢臭対策としては、ノネナールは、皮膚表面で発生するので、まずは、優しく洗うのが大切です。強くこすりすぎたり、洗う頻度が多すぎると、かえって皮脂の過剰分泌を促すので気を付けたいところです。

 

 あとは、皮脂の酸化を防ぐ事が大切です。次のことを意識しましょう。

①バランスの良い食事をとる

②適度な運動をする

③十分な睡眠をとる

④紫外線を避ける

 

 ノネナールは、皮脂に含まれる「パルミトレイン酸」という脂肪酸が原料となり「過酸化脂質」という強力な酸化剤によって生成します。過酸化脂質は、体内に活性酸素が過剰に発生すると増加しますので、過剰なストレス、空気汚染、喫煙、などは避けていきたいところです。また、過酸化脂質は、紫外線の作用によっても生成するので、紫外線対策も大切です。

 

 また、特に食事で、抗酸化成分を含む食品を取り入れるのもお勧めです。ビタミンC、ビタミンE、カロテノイド類、ポリフェノール類の入った食品を取り入れていきましょう。

 

【抗酸化作用の高い栄養素】

・ビタミンA・・・緑黄色野菜、トマト、ニンジン、ホウレン草、ブロッコリー、ピーマンなど

・ビタミンC・・・キウイ、ミカン、イチゴ、ゴーヤ、ピーマン、ブロッコリー、サツマイモなど。

・ビタミンE・・・アボカド、アーモンド、クルミ、枝豆、ウナギ、カボチャなど。

・ポリフェノール類・・・リンゴ、ブドウ、ベリー、玉ねぎ、セロリ、ナス、大豆、クルミ、ピーナッツ、ココアなど。

 

 大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにあるパーソナルジムSORAでは、「ボディビル優勝経験のある院長による理論と実践をを兼ね備えたトレーニング指導。」「解剖学、生理学、運動学などの体のメカニズムを熟知した国家資格者によるトレーニング指導。」「トレーニングと治療の融合。」などを特徴としております。

 

 加齢や運動不足による筋力低下で日常生活動作が不安な方。運動不足で筋力低下が激しく姿勢が悪くなってきた方。ダイエットしたい方。かっこいい体を作りたい方。スポーツ愛好家でパフォーマンスを上げたい方やコンディションを整えたい方。などお気軽にご相談ください。

 

 只今、無料カウンセリング受付中(要予約)カウンセリング時間、約30分。

 

森 健浩

パーソナルジムSORA パーソナルトレーナー

そら鍼灸整骨院 院長

柔道整復師 鍼灸師

1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝