動物性脂質の過食による影響

2023年06月23日

 こんにちは、パーソナルジムSORAの森です。今回は、「動物性脂質の過食による影響」についてのお話しです。

 

 肉類、牛乳、乳製品などは、大切なタンパク質の摂取源なのですが、同時に動物性脂質(飽和脂肪酸)を多く含みます。飽和脂肪酸の摂り過ぎは、体内で免疫反応の一種である「炎症反応」を起こしやすいです。なかでも真っ先に炎症が起こる場所は、満腹と空腹をコントロールしている脳の視床下部です。

 

 視床下部には、摂食中枢があり、ここで炎症が起こると、レプチン抵抗性やインシュリン抵抗性が起こるので、太りやすくなります。

 

 レプチンは、脂肪細胞から分泌される食欲を抑える物質です。レプチン抵抗性は、レプチンが効きにくい状態のことで、食欲を促しますので肥満になりやくなります。

 

 インスリンは、膵臓から分泌されるホルモンです。血糖値を下げるほか、体脂肪の分解を抑えて、体脂肪を合成を促す作用があります。別名「肥満ホルモン」と言われています。インスリン抵抗性は、インスリンが効きにくい状態です。インスリンが効きにくい状態だと、肝臓で体脂肪の合成を増やし、それが脂肪細胞に蓄積されます。

 

 結論として、動物性脂質の過食が、脳の摂食中枢を麻痺させ食欲を増進させ肥満になりやすくなります。タンパク質を摂取する際は、動物性タンパク質からだけでなく、豆類などの植物性タンパク質や魚などからも摂取していけたら理想的ですね。

 

 大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにあるパーソナルジムSORAでは、「ボディビル優勝経験のある院長による理論と実践をを兼ね備えたトレーニング指導。」「解剖学、生理学、運動学などの体のメカニズムを熟知した国家資格者によるトレーニング指導。」「トレーニングと治療の融合。」などを特徴としております。

 

 加齢や運動不足による筋力低下で日常生活動作が不安な方。運動不足で筋力低下が激しく姿勢が悪くなってきた方。ダイエットしたい方。スポーツ愛好家でパフォーマンスを上げたい方やコンディションを整えたい方。などお気軽にご相談ください。

 

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森 健浩

パーソナルジムSORA パーソナルトレーナー

そら鍼灸整骨院 院長

柔道整復師 鍼灸師

1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝