筋トレをする際、重りを上げるとき、息を吐く理由 

2025年03月22日

 こんにちは、パーソナルジムSORAの森です。今回は、「筋トレをする際、重りを上げるとき、息を吐く理由」についてのお話しです。

 

 重りを上げる際に息を吐くのは、体幹を固定する為です。特にお腹の周辺は、スクワットでもベンチプレスでも、力を伝達する際に非常に大切な部位になります。

 

 お腹周りは体の中心になるので、この中心が不安定でしっかりと固定ができないと、大きな力を発揮するのが難しくなります。

 

 その体の中心であるお腹まわりは、息をしっかり吐くことでお腹のインナーマッスルが収縮して、体幹が固定されやすくなります。

 

 ただし、中級者になり、ある程度のレベルを超えた重さでトレーニングするようになると、息を吐きながらでは、さらに重い重量を上げるのが難しくなります。

 

 そこで、大きく息を吸い込んでから、いったん息を止めて力を出します。これを努責といいます。これをすると、息を吐きながらよりも体幹がカチッと固定されて極限に近い重りを持ち上げることができるようになります。

 

 ただし、過度に努責をすると血圧があがり、心臓にも負担になります。若くて健康な状態では、問題ないかもしれませんが、中高年になってくると冠状動脈が硬化して酸欠になりやすく、心筋梗塞や心不全になるリスクも上がっていきます。ですから、なるべく努責は避けた方が良いでしょう。

 

 ということで、重りを上げる際、基本的には息を吐く。これを念頭にトレーニングをしていきましょう。

 

 大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにあるパーソナルジムSORAでは、「ボディビル優勝経験のある院長による理論と実践をを兼ね備えたトレーニング指導。」「解剖学、生理学、運動学などの体のメカニズムを熟知した国家資格者によるトレーニング指導。」「トレーニングと治療の融合。」などを特徴としております。

 

 加齢や運動不足による筋力低下で日常生活動作が不安な方。運動不足で筋力低下が激しく姿勢が悪くなってきた方。ダイエットしたい方。かっこいい体を作りたい方。スポーツ愛好家でパフォーマンスを上げたい方やコンディションを整えたい方。などお気軽にご相談ください。

 

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森 健浩

パーソナルジムSORA パーソナルトレーナー

そら鍼灸整骨院 院長

柔道整復師 鍼灸師

1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝