2025年11月07日
こんにちは、パーソナルジムSORAの森です。今回は、「発酵食品の菌が腸でしてくれること」についてのお話しです。
発酵食品の中に含まれている細菌の代表格は乳酸菌です。乳酸菌は腸内では乳酸菌をつくりだし、腸内環境を酸性に保つことで悪玉菌の増殖を抑える作用があります。ヨーグルトなどに添加されているビフィズス菌は、酸を作り出して腸の蠕動運動を促します。また、胃酸に強い納豆菌も腸の蠕動運動をサポートすることがわかっています。
さて、発酵食品に含まれる乳酸菌は、生きて腸まで届くのでしょうか?最近では、乳酸菌が腸まで届かなくても乳酸菌が作り出す代謝物が腸内環境改善に役に立つと言われています。また、乳酸菌は、自分が死ぬとその死骸が乳酸菌のエサになって、結果的に腸内環境に良い影響をあたえるとも言われています。
乳酸菌を腸に届けることを主な目的としたヨーグルトの場合は、特に乳酸菌の働きに期待ができます。ヨーグルト1gには、およそ1億個の乳酸菌が存在しています。100gで100億個の乳酸菌が含まれています。腸に届く前にその乳酸菌が全部死んでしまうかというと、その可能性は低く、一部は腸まで届くと言われています。
とはいえ、週に数回程度、ヨーグルトを口にする程度では、腸に乳酸菌が溜まらず、あまり意味がないようです。継続的に摂り続けることで乳酸菌が常に腸にへばりつくような形になって、はじめてさまざまな良い働きをすとようです。
【発酵食品の菌が腸でしてくれること】
・腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らし腸内環境を整える。
・有害物質や病原菌が体内に侵入するのを防ぎ、腸のバリアを強くする。
・炎症やアレルギーを抑える。
・栄養の吸収を助ける。
・メンタルにも影響する。(脳腸相関)
【発酵食品】
・ヨーグルト
・納豆
・みそ、醤油
・漬物(ぬか漬けなど)
・キムチ
大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにあるパーソナルジムSORAでは、「ボディビル優勝経験のある院長による理論と実践をを兼ね備えたトレーニング指導。」「解剖学、生理学、運動学などの体のメカニズムを熟知した国家資格者によるトレーニング指導。」「トレーニングと治療の融合。」などを特徴としております。
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森 健浩
パーソナルジムSORA パーソナルトレーナー
そら鍼灸整骨院 院長
柔道整復師 鍼灸師
1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝



