筋肉は第二の肝臓

2024年01月12日

 こんにちは、パーソナルジムSORAの森です。今回は、「筋肉は第二の肝臓」についてのお話しです。年末年始の間、いつもより多くお酒を飲み、肝臓に負担をかけ過ぎた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。そんな疲れた肝臓を守る為に筋肉をつけておくことはとても大切です。

 

 中年以降、運動不足になると年間に1%の割合で筋肉を失うと言われています。筋肉が減ると姿勢が悪くなり、体型が崩れるだけでなく、肝臓にも影響を及ぼします。なぜなら、「筋肉は第二の肝臓」と言われていて、筋肉は肝臓と似た働きをするからです。

 

 例えば、食後に増えた血糖を取り込み、グリコーゲンとして貯蔵できるのは、肝臓と筋肉だけです。筋肉が減ると血糖をグリコーゲンとして蓄えにくくなり、溢れた血糖が肝臓で中性脂肪として蓄積しやすくなります。また、肝臓の重要な機能にアンモニアの代謝がありますが、筋肉もこれを代行してくれます。

 

 タンパク質に含まれる窒素は、代謝過程でアンモニアに変わります。アンモニアは有毒なので肝臓で解毒され尿素に変わり、尿から排泄されます。肝機能が低下するとアンモニアの処理ができなくなり、血中のアンモニア濃度が上昇し、頭がぼんやりしたりします。

 

 実は、アンモニアの処理の約30%は筋肉で解毒ができます。肝機能が下がると、筋肉がその機能を代行して解毒をすすめます。ですから、筋肉が衰えると肝臓の仕事がふえるので、肝臓は大迷惑だという訳です。ということで、肝臓を守る為にも、今年も筋トレを習慣化していきましょう。

 

 大阪市中央区、松屋町、谷町四丁目、堺筋本町エリアにあるパーソナルジムSORAでは、「ボディビル優勝経験のある院長による理論と実践をを兼ね備えたトレーニング指導。」「解剖学、生理学、運動学などの体のメカニズムを熟知した国家資格者によるトレーニング指導。」「トレーニングと治療の融合。」などを特徴としております。

 

 加齢や運動不足による筋力低下で日常生活動作が不安な方。運動不足で筋力低下が激しく姿勢が悪くなってきた方。ダイエットしたい方。スポーツ愛好家でパフォーマンスを上げたい方やコンディションを整えたい方。などお気軽にご相談ください。

 

 只今、無料カウンセリング受付中(要予約)カウンセリング時間、約30分。

 

森 健浩

パーソナルジムSORA パーソナルトレーナー

そら鍼灸整骨院 院長

柔道整復師 鍼灸師

1995年大阪ボディビル選手権バンタム級 優勝